川添文のピアノ教室

Aya Kawazoe

ピアニスト川添文のホームページ

オーヴェル=シュル=オワーズ③



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ゴッホのお墓。

お墓までの道のり、お供はルービンシュタインシェリング・フルニエのブラームスアノトリオ1番。(涙腺追い込んでいくスタイル😂)


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一本道。歩いている人は誰もいない。

でも絶対に歩くべきだって思った。


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唐突に開ける道。
途端に広がる空。
瑞々しい麦畑。

ゴッホもここを歩いていたんだ…


奇しくも(と言うべきか否か。)ゴッホがピストル自殺した7月末に近い日だったので、同じような風景を見ることができた。



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というのも。ゴッホの絶筆と言われている(結局違うようですが。死期に近い時期に筆が握られたことは明白。) "カラスのいる麦畑" は、ここを描いたものだから。冬に来ても、綺麗に刈り取られてしまっていてこの絵のような景色は広がっていないらしい。


この時点でかなり感無量で、足元ももうフワフワ、ぼけーーーーっと歩いていた川添w

 

お墓に着いても、広いお墓だったので(ゴッホ兄弟以外にも偉人が眠っています。)、簡単には見つけられなかった。(のちに入口に地図があることを知る。爆 なんという凡ミス)

お墓の一番奥に、二人は仲良く眠っていました。


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やっと一緒になれたんだなー


この件は語り出すともう止められなくなる川添なので簡単に。

 

(以下、分かりやすいようにフィンセントを"ゴッホ"とします…テオもゴッホやんwwwという)

 

ゴッホの弟テオは、とっても有名な画商で働いていて、
ゴッホの全生活費をずっと仕送りしていました。

私も、凄まじく仲の良い妹がいるので、気持ちがわかる。
もし、妹に全生活費を出してもらうなんていう立場になったら、もう、本当にそれだけでかなり追い込まれる、、かも、、😢

 

しかも、ゴッホは必死で絵を描いて、テオに送っていた。


勿論、これだけ絵を描いている、という証明?アピール?もあっただろうけれど、画商で働いているテオに、少し売ってもらえないかなって そんな思いもあったのではないかな…と。。
 
テオもテオで、勿論売りたい。最愛の兄、最も売れてほしい画家に決まってる。他の画家の絵、売ってる場合じゃないってことも痛いほど分かってるに決まってる。
でも、その当時まだ時代が追い付いていなかった。
売れる絵と、ゴッホの作風はかけ離れていた。
それは、テオが一番よくわかっていたと思う。。。ゴッホよりも。

 

売れる絵を、描いてくれと言ったらゴッホは描けただろう、でもテオは兄の凄まじい才能を誰よりも分かっていた。だからどうしても作風は変えてほしくなかった。

でもそれだと売ることはできない。

だから生活費を全て負担してでも、とにかく兄に自分の作風を貫いて絵を描いてほしかった。例え1枚も売れなくても、。

影の立役者は、テオ。完全に。

でも、それはゴッホにとっては何よりも辛かったんではないかな、と思う

ゴッホもテオも、それぞれどれほどの葛藤だったろう と思うのです

 


ゴッホが自殺して、追うようにテオも衰弱していって衰弱死してしまいました。

 

 

このお墓から、二人はいまどんな景色を見ているんだろう?と、後ろを振り返ったら、

今まで見たことのないくらい大きな空が広がってた。

 


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兄弟の絆に思いを馳せて、涙が止まらなかった川添でした😅


青々とした、健康の象徴のような麦畑、
そこに広がるどこよりも澄みきった空、


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あまりに条件の揃った景観で、お墓との強いギャップに、今までの人生に感じたことのないくらい、なにか大きいものに包まれた気持ちで、その場から離れられなかった。

 

 

ひとりで行きたい。と強く思って来た場所でしたが、

また今度、次は大切な誰かと一緒に来たいなぁとその場を後にしたのでした。

 


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オーヴェル完結編でした。笑

みんなに突っ込まれ続けたこのブログ、、まだまだ沢山書きたいことあるこのブログ、、、

 

年内にあとどれだけ書けるか⁉️

乞うご期待!!(ハードル上げてくスタイル)