Aya Kawazoe

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ツェルニー

私が小学4年生の時からお世話になっている日比谷友妃子先生は、劣等生だった私を時に厳しく、時に優しく導いてくださいました。

先生のレッスンは魔法のようで、先生が隣で歌ってくださると最初の演奏と最後の演奏がまるで違う、ということがよくありました。

今でも本番前はお世話になっていますが、本番前でどんなに緊張していても、先生とお話させていただくだけでどんどんリラックスできる気がします😌


なかでも、本当に懐かしくて涙が出そうなのは、ツェルニーのレッスンなのです。

私はツェルニー100番、30番、40番、50番、とやりましたが、先生は勿論音楽的でないと合格にしてくださいません😂
ツェルニー好きだった私は、新しい曲に進むのが楽しくて楽しくて、だからこそ毎回のレッスンで合格したくてしたくて1日何十個も正の字を書いて本当にたくさん練習しても(回数に頼っていた練習法が、いかにも若いな~という感じですが笑)、合格できないときというのはもう本当に沢山あって(というかほとんどですね)、悔しくて泣きながら帰っていた小・中学生時代は、何よりも私の青春と呼べる時期なのではないかな~と思います。(青春の定義って何なのかよくわかっていないのですが。笑)

ツェルニーというのは賛否両論あるのかもしれませんが、私は絶対にやるべきだ、と思います。ツェルニーで技術は確実についたと実感しているからです。

そんな先生がツェルニーの楽譜を校訂されました😍

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私の生徒さんでこれからツェルニー100番または40番に進まれる方々はこの楽譜を使っていただきます✨

思い出のつまった、宝物のような先生のツェルニーのレッスンがこの楽譜に再現されていると思うと、嬉しくて仕方ありません。

これからみんなと この楽譜で勉強できることがとっても楽しみです❣️